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留学生くんが帰国しました。

我が家に10ヶ月滞在したドイツ人留学生くんが先月末をもって帰国し、彼が居なくなって間もなく2週間が経とうとしています。はやいなぁ・・。

まぁでも当日はホントにバタバタで、その顛末はfbにも書きましたが、ほんまに漫画の様でした。

そして今、無事彼を送り出して思う事をつらつらと書いてみようかと。



留学生を迎えると決めてから実際迎え入れるまで、アプリケーションレターを見てどんな子かなぁと思いを馳せたり、留学生くんがメールをくれていたのに全く気付かず留学団体に言われて気付いて来る寸前にやっと連絡がとれたり、部屋はこんな感じでいいんかなぁ、やっぱり学習机がいるんじゃ?と受け入れ前日にIKEAに走ったり、ドタバタのまま当日を迎え、当日新大阪に迎えに行く道のりではなにかうっすら緊張したりもして、どんな子かなぁ、どんな感じかなぁとドキドキしながら入ってきた新幹線の中、まずあっちが私たちを見つけて大きく手を振ってくれ、新幹線から笑顔いっぱいで出てきた彼に両手を広げたらわーーーっと飛び込んできてくれて、思えばあの時それまで持ってた不安やなんかがぜーんぶ吹っ飛んだなぁ、とか。

来る前に日本語を勉強してきたとは言え、最初彼が学校で自己紹介として話すと用意していたスピーチは「ぼくの名前は○○です、17さいです、ドイツからきました、ドイツのソーセージがすきです、よろしくおねがいします」だったかなー、これを初日に電車の中で何度も間違いながら練習していましたっけ。

それがまぁ、帰る前に全校生徒の前でするというスピーチ原稿を添削してくれと見せてくれた時には、A4用紙に収まりきらない長文スピーチ!その成長を隣でつぶさに見ることが出来た事は、職業柄他では得難い貴重な体験となりました。

また、子どもたちにとってもまたとない異文化交流となったことは間違いなしですね。特に外国語=英語と思いこんでいた子どもたちに、ドイツ語という言語を身近に感じることが出来たのは貴重な体験でした。今も生活の中でちょいちょいドイツ語が登場してますよ♪
大学で第二外国語選択するときには絶対ドイツ語を選ぶんでしょうね(ちなみに私はスペイン語でした。くそぅ!)。

ところで今回留学生くんが帰国する少し前に留学団体からまた9月から新たに留学生を受け入れてくれませんかと打診がきたのですが、それについて子どもたちに聞いてみたら、次男(小3)はわりと脳天気に「いいよー、きてきて!」みたいな感じだったんですが(爆)、長男(小6)が「それはちょっと早すぎませんかね。」とちょっと怒った様に言いまして。

まだ留学生くんが帰っていない段階でそんな次の話をされてもな、と割り切れない思いを感じたようで、それは私も同じだったので・・・なんだか嬉しかったというか、子どもの心理面の成長のようなものを見た思いがして、頼もしかったです(次男はおいといてw)。

まあしかし留学生くんにまず心を開いたのはむしろこの何も考えていない次男のほうで、それこそ脳天気な次男の存在は留学生くんを大いに助けた部分もあったんじゃないかなぁ。しらん間に留学生くんの友達とスカイプで話したりしたらしいですからね。

夕食時の席も最初の内は留学生君のとなりと私の隣を次男と長男が交代で座る感じだったのですが、いつの間にか次男が隣に座ることが常となりました。なんじゃかんじゃとよくじゃれ合いながら食べるので、食事中やろー!としまいに私が雷を落とすこともありましたっけ。

長男も、留学生くんが帰国する1ヶ月ぐらい前ぐらいからかなぁ、なんかねー、様子がおかしかったです。何がオカシイってうまく言えませんが、とにかく絡み方がおかしかった。留学生くんが帰国してしばらく経ってから長男にそれを言ったら、それは自分でも認めていましたわ。

まぁでもなんだかんだ言いながら一番留学生くんとの別れのダメージが残ってるのは私ですかねー。

物理的にはラクになった部分が多いんですよ、お弁当作らなくてもよくなったし、送り迎えもなくなったし、風呂は早く片づくし、洗濯物も洗い物も減ったし、やはり小学生の子どもしか居ないところに高校生の息子が増えると何かしらあったんで。

でもそれがなくなったラクさより、居なくなった寂しさのが大きいです。毎日早起きを余儀なくされても、やっぱり居た方が全然楽しかった。学校で起こるいろんな事、ドイツと日本の文化の違いについて思うこと、彼の興味のある事や留学生活についてのいろんな話を毎日聞くのが日課になっていましたから、それが急に無くなって寂しくないわけがないですわな。

実際留学生くんが帰る1週間ぐらい前からかなー、割と私人知れずいろんなシーンで泣いてましたわ。スーパーで肉を買うのに「この肉は留学生君が帰る前に使うなら4個入りのを買うけど、帰った後になるなら3個入りでいいなぁ」なんてどっち買うか迷ってしまったりしては悲しくなるし、私夜中に洗濯する派なんですが、留学生くんが去る前日にはもう洗濯物が出てなかったりするわけじゃないですか、あ、洗濯物ないやんーと思うともう涙が出るわ出るわで、まぁそういう日常の中で色々ひっかかっては悲しくなっていました。

でも一週間前ぐらいから、留学生くんも割と「いまのが最後のただいま、でした。」とかやたら寂しい事を言うので、くそー、俺は泣かないぞー!と人前では泣かないようにしてましたけどね~。

去ったあともついうっかり留学生くんも頭数に入れて食事を用意してしまってうわぁ、私アホ!と思っては悲しくなり、夜中に洗濯干す時にいつも留学生君が手伝ってくれていたので、やっぱり洗濯を干すときに悲しくなったり、あれっ、てかなんか洗濯ばっかですね(爆)。

留学生くんを迎え入れるまでは、家族の様に家庭に受け入れると一言で言っても、本当にここまで本当の家族のようになれるとは正直思っていませんでした。生まれた国も育った環境も何もかも違う高校生とそないに共通の話題がそもそもあるのか、ってのもあったし(それがもうありまくりだったんですけど)、なんていうか、日本を本当に愛してくれている若者とたくさんの思いを共有出来たことは本当に幸せな経験でした。日本、すげえな!みたいな。

大げさかもしれませんが、世界平和の実現なんてたやすいモノの様に思えますよ、マジで。世界中のひとたちがこうして実際膝つきあわせて話し合えば、わかりあえないわけがない、みたいなね。これぞ留学団体がオリエンテーションで言っていた交換留学の意義なんだなーって実感することが出来ました。

そしてなによりの宝物は帰国して最初に留学生くんが、私たちと別れてから日本を出るまでの顛末を色々書いた長文のメッセージ。その最後には、私がその時思っていた事がまさに書いてあって、泣かされましたわ。

なんかまぁここんとこ泣きすぎたんですかね、私今結構体調崩してます。頭痛と体のだるさがすごくて、レッスンしてる時は元気になるんですけどね、レッスン終わった途端またぐったり、みたいな。っていうか熱中症じゃないの?と子どもたちに言われ、いやいやいやいやいやあんたら去った瞬間から冷房に手が伸びてるのにそれはないで、と思いつつ(爆)、今日はちと早寝しようと思います。

その前に洗濯を干してからね。
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